2015年10月30日金曜日

"Global 100% Renewable campaign"に「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ」が

"Global 100% Renewable campaign"(自然エネルギー100%世界キャンペーン)に、「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ」がとりあげられました。
世界各地の再生可能エネルギー100%を目指す事例を調査し、世界レベルで情報の共有を行うことを目的とした"Global 100% Renewable campaign"(自然エネルギー100%世界キャンペーン)に、 北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク(当時はきたネット会員有志による、北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト)の「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ」がとりあげられました。
http://go100re.net/properties/hokkaido-japan/
「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ」 
      英語 http://enechan100.com/roadmap/roadmap_en.html
「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ」 
     日本語 http://enechan100.com/roadmap/roadmap.html
ここにとりあげられる条件は、100%を目指していることだということです。

 


「自然エネルギー100%世界キャンペーン」
近年、多くの世界各地のコミュニティ、地域、島、国などが100%自然エネルギーに向けて動きはじめています。この100%自然エネルギー世界キャンペーンの目標は、100%自然エネルギーについての対話を生み出し、人々の知識を高め、政策立案者に契機として、世界各地で起こっている事例や物語を知らせることです。これらの目標を達成するために、このキャンペーンは100%自然エネルギー地域の世界的なネットワークを構築します。そのため、キャンペーンでは、世界的な規模で自然エネルギー100%を目標とするコミュニティ、地域や国をわかりやすくオンラインマップを開発しています。
参考【プレスリリース】日本の地域からの100%自然エネルギーへの移行
http://www.isep.or.jp/library/5933

■ キャンペーンについて(isepのHPから)
「100%自然エネルギー世界キャンペーン」は、100%自然エネルギーを主導するはじめての世界キャンペーンです。キャンペーンは、100%持続可能な自然エネルギーを達成することは喫緊であり、可能であるということを示すことで、散在する自然エネルギーの点を結び、世界的な連携を構築します。この独特なキャンペーンは、すでに国レベル、地方レベル、地域レベルで取り組まれているプロジェクトに基礎を置き、新たな標準としての100%自然エネルギーに向かう世界的な議論を主導します。そのゴールは、100%自然エネルギーについての対話の場を立ち上げ、人材を育成し、世界各地でおこっている事例の研究や物語、機会について政策立案者に伝えることです。この目的のため、キャンペーンは100%自然エネルギー地域の世界ネットワークを設立します。
キャンペーンの創設パートナーは、世界未来協議会(WFC, World Future Council)、世界風力エネルギー協会(WWEA, World Wind Energy Association)、フラウンフォーファー太陽エネルギーシステム研究所(ISE, Fraunhofer-Institute for Solar Energy Systems)、環境エネルギー政策研究所(ISEP, Institute for Sustainable Energy Policies)、世界バイオエネルギー協会(WBO, World Bioenergy Association)、国際太陽エネルギー協会(ISES, International Solar Energy Society)、国際地熱協会(IGA, International Geothermal Association)、deENet、世界自然エネルギー協議会(WCRE, World Council for Renewable Energy)、自然エネルギー100政策研究所(Renewables 100 Policy Institute)によって構成されています。
※今掲載されている写真は、エネチェン提供ではなく、HPを作成した方のチョイスです。ロードマップ作成メンバーが関わっている、北海道らしい再エネ写真があったら、変更してもらおうと思っています。

2015年9月22日火曜日

【録画】2015.8.29 エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」

2015.8.29 札幌で開催した、
エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」の録画を公開しました。
録画は4部に分けてアップロードしています。

<録画1>
ご挨拶 藤井賢彦(北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授)*
問題提起 吉田文和(愛知学院大学経済学部教授)*



<録画2>
■第1部 再生可能エネルギーと野生生物の共存〜風力発電の可能性と課題
「風力発電が野鳥に与える影響〜自然エネルギーと野鳥の共存を目指して〜」
 浦達也氏(公益財団法人日本野鳥の会自然保護室)
「洋上風力発電と海洋生態系への影響および漁業協調について」
 中原裕幸氏(一般社団法人海洋産業研究会常務理事)



<録画3>
■第2部 自然環境保全のもとでの再エネ推進は可能なのか
「WWF鳴門市再生可能エネルギー普及プロジェクト   
   〜地域と共存できる再生可能エネルギーのあり方について」  
     市川⼤悟⽒(WWFジャパン⾃然保護室気候変動・エネルギーグループ)
 ディスカッション【1】自然環境保全と再エネの共生をさぐる  
   コーディネーター 長谷川理氏(エコ・ネットワーク主任研究員)  
   パネリスト 中原裕幸氏・浦達也氏・市川⼤悟⽒・吉田文和・藤井賢彦



<録画4>
 ■第3部 北海道の風力発電と自然環境保全、開かれた議論のために
「環境アセスメントとアセスメント情報の公開について」  
   後藤達彦氏(NPO法人EnVision環境保全事務所)
「科学的な環境アセスメントのための情報の収集・解析・公開」  
   金子正美(酪農学園大学環境共生学類教授)* 
「環境アセスメントを活用する~より民主的かつ透明な決定を目指して」
   遠井朗子(酪農学園大学環境共生学類教授)*
ディスカッション【2】北海道スタイルの開かれた議論の場を目指して
   コーディネーター 長谷川理氏
   パネリスト 金子正美・後藤達彦氏・遠井朗子  
        鈴木亨(NPO法人北海道グリーンファンド理事長)*
        宮本尚(北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク代表)
   まとめ 藤井賢彦



<概要>
エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」
 北海道の自然と再生可能エネルギーの共存について、
 情報と知恵を出し合い、開かれた議論をしよう。
■日時/2015.8.29(土)
■会場/北海道大学大学院地球環境科学研究院D棟201号
■主催/北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
■共催/北海道大学大学院地球環境科学研究院藤井賢彦研究室
■協力/エコ・ネットワーク、認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク
【趣旨】 再生可能エネルギーへの関心が高まっています。原発・火力発電の依存度を下げ、地球温暖化を緩和し、長期的には生態系保全につながる役割も期待さ れています。そうしたなかで、道内では、風力発電施設設置計画が次々と発表されています。しかしながら、それらの計画については、希少野生動植物 の生息地との重なりやバードストライクを含めた環境への重大な影響等が懸念されています。本フォーラムでは、専門家の最新報告にもとづき、北海道 ならではの、自然への負荷の少ない再生可能エネルギー開発のあり方について、洋上風力発電の可能性や課題、WWFの「鳴門市再生可能エネルギー普 及プロジェクト」の取組みも参考に、議論したいと考えます。また、私たちは、再生可能エネルギーの導入にあたっては、地域住民が主体となった議論 が必要であると考えています。そのために何が必要か、今足りないものは何か、現在の設置計画にともなう環境調査や情報公開のあり方等を検証し、開かれた議論と選択のための道筋をみなさんとともに考えていきたいと思います。
*印の登壇者は北海道エネルギーチェンジ100ネットワークの委員です。



2015年9月21日月曜日

WEBRONZAの記事〜風はだれのもの 北海道で考える〜吉田文和

北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク委員の吉田文和氏が、
8/19に開催したエネチェン・フォーラムの際の「問題提起」で話した内容、議論した内容をもとに、WEBRONZAに寄稿しています。
有料サイトですが、前半はどなたでも閲覧できますのでどうぞご覧ください。

ーーー
WEBRONZA 2015年09月09日
「風はだれのもの 北海道で考える。風力発電と環境保全のバランスをどうとるか?」
吉田文和(よしだ・ふみかず) 

愛知学院大学経済学部教授(環境経済学)
1950年生まれ、兵庫県出身、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、経済学博士。北海道大学大学院経済学研究科教授を経て2015年から現職。北大名誉教授。専門は、環境経済学、産業技術論、主著『ハイテク汚染』岩波新書、『環境経済学講義』岩波書店、最近は低炭素経済と再生可能エネルギーの普及に関心を持つ。札幌郊外の野幌原始林の近くに住み、自然観察と散歩を趣味とする。




http://webronza.asahi.com/science/articles/2015090400005.html?iref=wr_fbpc

【2015.8.29 札幌 録画公開】エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」録画を公開しました。

【2015.8.29 札幌 録画公開】
エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」録画を公開しました。
録画は4部に分けてアップロードしています。

<録画1>https://youtu.be/W81TYT8vbW8
<録画2>https://youtu.be/Qnueh7ryak8
<録画3>https://youtu.be/1XIWmVp32p4
<録画4>https://youtu.be/EbA_81VUhno

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北海道の自然と再生可能エネルギーの共存について、 情報と知恵を出し合い、開かれた議論をしよう。 ■日時/2015.8.29(土) ■会場/北海道大学大学院地球環境科学研究院D棟201号 ■主催/北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク ■共催/北海道大学大学院地球環境科学研究院藤井賢彦研究室 ■協力/エコ・ネットワーク、認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク


━━ 本イベントのプログラム ━━━━━━━━━━━━

【趣旨】
再生可能エネルギーへの関心が高まっています。原発・火力発電の依存度を下げ、地球温暖化を緩和し、長期的には生態系保全につながる役割も期待さ れています。そうしたなかで、道内では、風力発電施設設置計画が次々と発表されています。しかしながら、それらの計画については、希少野生動植物 の生息地との重なりやバードストライクを含めた環境への重大な影響等が懸念されています。本フォーラムでは、専門家の最新報告にもとづき、北海道 ならではの、自然への負荷の少ない再生可能エネルギー開発のあり方について、洋上風力発電の可能性や課題、WWFの「鳴門市再生可能エネルギー普 及プロジェクト」の取組みも参考に、議論したいと考えます。また、私たちは、再生可能エネルギーの導入にあたっては、地域住民が主体となった議論 が必要であると考えています。そのために何が必要か、今足りないものは何か、現在の設置計画にともなう環境調査や情報公開のあり方等を検証し、開かれた議論と選択のための道筋をみなさんとともに考えていきたいと思います。

■ご挨拶&問題提起
ご挨拶 藤井賢彦(北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授)*
問題提起 吉田文和(愛知学院大学経済学部教授)*
<録画1>https://youtu.be/W81TYT8vbW8

■第1部 再生可能エネルギーと野生生物の共存〜風力発電の可能性と課題
「風力発電が野鳥に与える影響〜自然エネルギーと野鳥の共存を目指して〜」
 浦達也氏(公益財団法人日本野鳥の会自然保護室)
「洋上風力発電と海洋生態系への影響および漁業協調について」
 中原裕幸氏(一般社団法人海洋産業研究会常務理事)
<録画2>https://youtu.be/Qnueh7ryak8

■第2部 自然環境保全のもとでの再エネ推進は可能なのか
「WWF鳴門市再生可能エネルギー普及プロジェクト
  〜地域と共存できる再生可能エネルギーのあり方について」
 市川⼤悟⽒(WWFジャパン⾃然保護室気候変動・エネルギーグループ)
ディスカッション【1】自然環境保全と再エネの共生をさぐる
 コーディネーター 長谷川理氏(エコ・ネットワーク主任研究員)
 パネリスト 中原裕幸氏・浦達也氏・市川⼤悟⽒・吉田文和・藤井賢彦
<録画3>https://youtu.be/1XIWmVp32p4

■第3部 北海道の風力発電と自然環境保全、開かれた議論のために
「環境アセスメントとアセスメント情報の公開について」
 後藤達彦氏(NPO法人EnVision環境保全事務所)
「科学的な環境アセスメントのための情報の収集・解析・公開」
 金子正美(酪農学園大学環境共生学類教授)* 
「環境アセスメントを活用する~より民主的かつ透明な決定を目指して」
 遠井朗子(酪農学園大学環境共生学類教授)*

ディスカッション【2】北海道スタイルの開かれた議論の場を目指して
 コーディネーター 長谷川理氏
 パネリスト 金子正美・後藤達彦氏・遠井朗子
  鈴木亨(NPO法人北海道グリーンファンド理事長)*
  宮本尚(北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク代表)*
<録画4>https://youtu.be/EbA_81VUhno

*印の登壇者は北海道エネルギーチェンジ100ネットワークの委員です。

・北海道エネルギーチェンジ100ネットワークHP http://enechan100.com/
・Facebookのイベント案内ページ
  https://www.facebook.com/events/875190399218893/
・Facebookページ(どなたでも閲覧可)https://www.facebook.com/enechan100
・Facebookグループ(FBアカウントをお持ちの方のみ閲覧・参加可)
https://www.facebook.com/groups/386579514750838/
・twitter https://twitter.com/enechan100

2015年8月31日月曜日

環境省「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」について

8/29エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」で、北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク副代表である、酪農学園大学の金子正美教授から環境省の「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」について紹介がありました。
器はつくったが、共有できる情報が提供されてきていないので中身が薄い。オープンデータの意味を果たせていない段階ということです。
クリック→https://www2.env.go.jp/eiadb/ebidbs/Service/Top


https://www2.env.go.jp/eiadb/ebidbs/Service/Top


「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」 の公開について(お知らせ)平成26年5月27日
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=18062
 環境省は、27日、再生可能エネルギーである風力発電等について、質が高く効率的な環境影響評価を実施できるよう、環境情報(動植物の生息状況等)や関連する技術情報をデータベース化した「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」を公開しました。
 「環境アセスメント環境基礎情報データベースシステム」では、以下の情報を検索及び閲覧することができます。
 ・風力発電等に適した地域(全国6箇所のモデル地区。今後、地区数を増やす予定。)における環境影響評価に必要な環境情報(動植物の生息情報、景観等に関する情報等)
 ・過去の環境影響評価図書における引用文献等の参考図書
 ・これまでの環境影響評価の事例
 なお、調査を通じて入手した独自の希少な動植物の生息・生育情報についても、所定の手続きをとれば入手可能としています。

【報告】8/29エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」終了

8/29エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」終了いたしました。
まだ正式に集計していませんが、参加者+関係者で120人くらいの会となりました。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
8/30北海道新聞朝刊に、様子、主に前半の話題について、掲載していただきました。
後日報告書を作成し、公開する予定です。


(団体名が、昨年までの名称…プロジェクトになっています)

2015年8月27日木曜日

【8/29 札幌】エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」タイムテーブル変更のお知らせ

エネチェン・フォーラムに参加お申込いただいたみなさまにお知らせです。
タイムテーブル、登壇順が一部変更になっております。
ご了解ください。
長丁場になりますがよろしくお願いいたします。

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エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」
8月29日、開催します!!
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北海道の自然と再生可能エネルギーの共存について、
情報と知恵を出し合い、開かれた議論をしよう。
「風はだれのもの?」エネチェン・フォーラム


13:00〜   ご挨拶 藤井賢彦(北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授)*
13:05〜   問題提起 吉田文和(愛知学院大学経済学部教授)*
13:25〜   コーディネーター 長谷川理氏 紹介

13:30〜■第1部 再生可能エネルギーと野生生物の共存〜風力発電の可能性と課題
  「風力発電が野鳥に与える影響〜自然エネルギーと野鳥の共存を目指して〜」
   浦達也氏(公益財団法人日本野鳥の会自然保護室)
  「洋上風力発電と海洋生態系への影響および漁業協調について」
   中原裕幸氏(一般社団法人海洋産業研究会常務理事)
14:50〜■第2部 自然環境保全のもとでの再エネ推進は可能なのか
  「WWF鳴門市再生可能エネルギー普及プロジェクト
    〜地域と共存できる再生可能エネルギーのあり方について」
   市川⼤悟⽒(WWFジャパン⾃然保護室気候変動・エネルギーグループ)

15:20〜【休憩15分】…質問表の回収を行います

15:35〜■ディスカッション【1】自然環境保全と再エネの共生をさぐる
   コーディネーター 長谷川理氏(エコ・ネットワーク主任研究員)
   パネリスト 中原裕幸氏・浦達也氏・市川⼤悟⽒・吉田文和・藤井賢彦

16:20〜■第3部 北海道の風力発電と自然環境保全、開かれた議論のために
  「科学的な環境アセスメントのための情報の収集・解析・公開」
   金子正美(酪農学園大学環境共生学類教授)* 
  「環境アセスメントとアセスメント情報の公開について」
   後藤達彦氏(NPO法人EnVision環境保全事務所)   「環境アセスメントを活用する~より民主的かつ透明な決定を目指して」
   遠井朗子(酪農学園大学環境共生学類教授)*

17:20〜【休憩10分】…質問表の回収を行います

17:30〜■ディスカッション【2】北海道スタイルの開かれた議論の場を目指して
   コーディネーター 長谷川理氏
   パネリスト 金子正美・後藤達彦氏・遠井朗子
       鈴木亨(NPO法人北海道グリーンファンド理事長)*
       宮本尚(北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク代表)*

18:10〜おわりに 藤井賢彦、宮本尚   18:30までに終了予定です。

2015年7月12日日曜日

【8/29 札幌】エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」 8月29日、開催します!!


【札幌 8/29】北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク主催

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エネチェン・フォーラム「風はだれのもの?」
8月29日、開催します!!
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北海道の自然と再生可能エネルギーの共存について、
情報と知恵を出し合い、開かれた議論をしよう。
「風はだれのもの?」エネチェン・フォーラム

タイムテーブルが一部変更になっています。
こちらをご覧ください。
http://enechan100.blogspot.jp/2015/08/829.html


 


■日時 2015.8.29(土) 12:30 OPEN  13:00 START
■会場/北海道大学大学院地球環境科学研究院D棟201号
(地図はチラシ裏面をご覧ください)
■資料代 一般800 円 学生・会員600円
■参加方法 事前申込要・先着順200名 FAX、E-mail等でお申込みください
お名前・住所・所属・連絡先(電話、E-mail等)をご記入ください。
Fax.011-215-0149
E-mail e-office[at]enechan100.com   [at]を@に変えて送信してください。

■お問合せ  電話 090-8636-3110(平日10:00〜19:00)
■内容が変更になる場合があります。詳細はHPに掲載します。

チラシダウンロード
表面 http://www.enechan100.com/2015forum/20150829enechanA.pdf
裏面 http://www.enechan100.com/2015forum/20150829enechanB.pdf

【趣旨】
再生可能エネルギーへの関心が高まっています。原発・火力発電の依存度を下げ、地球温暖化を緩和し、長期的には生態系保全につながる役割も期待さ れています。そうしたなかで、道内では、風力発電施設設置計画が次々と発表されています。しかしながら、それらの計画については、希少野生動植物 の生息地との重なりやバードストライクを含めた環境への重大な影響等が懸念されています。本フォーラムでは、専門家の最新報告にもとづき、北海道 ならではの、自然への負荷の少ない再生可能エネルギー開発のあり方について、洋上風力発電の可能性や課題、WWFの「鳴門市再生可能エネルギー普 及プロジェクト」の取組みも参考に、議論したいと考えます。また、私たちは、再生可能エネルギーの導入にあたっては、地域住民が主体となった議論 が必要であると考えています。そのために何が必要か、今足り ないものは何か、現在の設置計画にともなう環境調査や情報公開のあり方等を検証し、開かれた議論と選択のための道筋をみなさんとともに考えていきたいと思います。

【内容】
ご挨拶 藤井賢彦(北海道大学大学院地球環境科学研究院准教授)*
問題提起 吉田文和(愛知学院大学経済学部教授)*

■第1部 再生可能エネルギーと野生生物の共存〜風力発電の可能性と課題
「風力発電が野鳥に与える影響〜自然エネルギーと野鳥の共存を目指して〜」
 浦達也氏(公益財団法人日本野鳥の会自然保護室)
「洋上風力発電と海洋生態系への影響および漁業協調について」
 中原裕幸氏(一般社団法人海洋産業研究会常務理事)

■第2部 自然環境保全のもとでの再エネ推進は可能なのか
「WWF鳴門市再生可能エネルギー普及プロジェクト
  〜地域と共存できる再生可能エネルギーのあり方について」
 市川⼤悟⽒(WWFジャパン⾃然保護室気候変動・エネルギーグループ)
ディスカッション【1】自然環境保全と再エネの共生をさぐる
 コーディネーター 長谷川理氏(エコ・ネットワーク主任研究員)
 パネリスト 中原裕幸氏・浦達也氏・市川⼤悟⽒・吉田文和・藤井賢彦

■第3部 北海道の風力発電と自然環境保全、開かれた議論のために
「科学的な環境アセスメントのための情報の収集・解析・公開」
 金子正美(酪農学園大学環境共生学類教授)* 
「環境アセスメントとアセスメント情報の公開について」
 後藤達彦氏(NPO法人EnVision環境保全事務所)   「環境アセスメントを活用する~より民主的かつ透明な決定を目指して」
 遠井朗子(酪農学園大学環境共生学類教授)*
ディスカッション【2】北海道スタイルの開かれた議論の場を目指して
 コーディネーター 長谷川理氏
 パネリスト 金子正美・後藤達彦氏・遠井朗子
    鈴木亨(NPO法人北海道グリーンファンド理事長)*
   宮本尚(北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク代表)*

おわりに 藤井賢彦、宮本尚

【登壇者プロフィール】チラシ裏面をご覧ください。
*印の登壇者は北海道エネルギーチェンジ100ネットワークの委員です。

主催/北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
2011年6月、地産地消エネルギーの最大限の活用、自然エネルギーアイランドへのシフトをめざし、前身である「北海道エネルギーチェンジ100 プロジェクト」がスタート。2014年北海道新聞エコ大賞奨励賞を受賞。 2014年5月に団体「北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク」を設立、 「北海道条例第百八号 北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」の周知・推進、「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマッ プ」による提言、市民主体のセミナーなどを開催しています。2015年 5月現在、ネットワークには30団体・企業、60個人が 参加、情報発信の場であるFacebookグループには1000人以上の方が参加しています。

共催/北海道大学大学院地球環境科学研究院藤井賢彦研究室
様々な環境問題のうち、特に人為起源CO2が主要な原因と考えられている地球温暖化・海洋酸性化 の現状把握・将来予測・対策に関する教育研究を行っています。 最近は、これ らのグローバルな現象の緩和策のひとつとして、北海道の地域社会における再生可能エネルギーの導入促進にも取り組んでいます。

協力/エコ・ネットワーク 認定NPO法人北海道市民環境ネットワーク
本フォーラムは、公益財団法人北海道新聞野生生物基金の助成金をいただいて開催します。

・北海道エネルギーチェンジ100ネットワークHP http://enechan100.com/
・Facebookページ(どなたでも閲覧可)https://www.facebook.com/enechan100

・Facebookグループ(FBアカウントをお持ちの方のみ閲覧・参加可)
https://www.facebook.com/groups/386579514750838/
・witter https://twitter.com/enechan100
Facebookの本イベント案内ページ https://www.facebook.com/events/875190399218893/

・gooddoのクリック募金に参加しました。クリックでのご支援お願いいたします。
http://gooddo.jp/gd/group/enechan100

【情報公開】団体の各種情報をCANPANウエブサイトで公開しています。

北海道エネルギーチェンジ100ネットワークでは、2014年度事業報告・収支決算、2015年度事業計画・収支予算等を、日本財団および特定非営利活動法人CANPANセンターのウエブサイトで公開しています。

http://fields.canpan.info/organization/detail/1662302924

2015年6月4日木曜日

【お願い】クリックで活動資金のご支援をお願いします。

北海道エネルギーチェンジ100ネットワークは、クリックで活動資金のご支援をいただけるgooddo(グッドゥ)に参加しました。
★★このリンク先に行って、赤いボタン、「応援する」をクリックしてください!★★
http://gooddo.jp/gd/group/enechan100/
私たちの活動は、これまで個人の会員の会費を主な資金として運営してきています。
今後、エネチェンのためのフォーラム開催など、やりたいことがたくさんあります。
ぜひ、クリックして募金にご協力ください。
団体のページで「応援する」をクリック!(毎日募金できます)。さらに環境カテゴリーのページをクリックしていただくと、登録されている環境活動にも募金が配分されます。
どうぞよろしくお願いいたします。





2015年5月18日月曜日

20150515北海道新聞「ロードマップ 英語版」を取り上げていただきました。

「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ 2015英語版」について、5/15北海道新聞夕刊に紹介記事を掲載していただきました。
インタビューを受けているのは、エネチェンの委員である、藤井賢彦先生(北海道大学大学院地球環境科学研究院)です。


2015年5月3日日曜日

【緊急イベント】5/15 どうなる? どうする? 2030年のエネルギー

日本のエネルギーミックスの、これからを考える
政策コミュニケーションの場です。
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   どうなる? どうする?   2030年のエネルギー
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日時:2015年5月15日(金)18:30~20:30
会場:札幌市環境プラザ 環境研修室1・2



4月28日、経済産業省は長期需給見通し小委員会で了承された、2030年の電源構成(エネルギーミックス)案を公表しました。
目標数値は、総発電電力量(1兆0650億キロワット時)のうち、原子力発電20~22%、再生可能エネルギー22~24%、火力発電56%程度としています。
本案のパブリックコメントの実施は不明ですが、経済産業省は小委員会に対する市民の意見を聞く「意見箱」を設置しています。

■エネルギーミックス案の内容、数値の意味、背景などについて理解を深め、参加者のみなさんが2030年のエネルギーについて考え、行動するためのきっかけづくりの会です。
■エネルギーミックスについて、意見交換をしながら自分の意見をまとめ、参加者のみなさんが委員会に自分の意見を届ける行動の一助となることをめざしています。

プログラム
18:30 プレトークセッション
   (開催趣旨、ワークショップの進め方)
18:40 話題提供 エネルギーミックスについて
        水越和幸さん(北海道新聞社 論説委員)
             経産省案(長期需給見通し小委員会)の議論経過、
                 数字の意味を読み解きます。 
19:10 参加者同士の対話セッション
20:00 全体での意見共有セッション
20:30 終了

参加お申込は
・定員 20名(お申込先着順)
・お名前、ご所属、ご住所、連絡先(メール、TEL、FAX)をお知らせください
・申込先 NPO法人北海道グリーンファンド
〒060-0061札幌市中央区南1条西6丁目札幌あおばビル10階
E-mail office【@】h-greenfund.jp 【@】を@に直してください
TEL  011-280-1870
FAX  011-280-1871
ウェブサイトからも申し込みができます。
http://www.h-greenfund.jp/top/0515enemix2030.html

本チラシは以下でダウンロードできます。
http://www.h-greenfund.jp/top/20150515enemix.pdf

主催 NPO法人北海道グリーンファンド
共催 北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
協力 環境省北海道環境パートナーシップオフィス

2015年5月1日金曜日

2015年道新野生生物基金助成金をいただくことが決まりました。

北海道エネルギーチェンジ100ネットワークが、
北海道の自然と野生生物の保全や調査に取り組む活動を支援する北海道新聞野生生物基金の2015年度助成金をいただくことが決定しました。
ありがとうございます。
北海道新聞野生生物基金の2015年度助成金→こちら

助成金対象の事業は以下です。
■北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
「フォーラム『風はだれのもの? 北海道の自然と再生可能エネルギー』開催事業」
20万円

上記テーマによるフォーラムを8月下旬に開催をめざし、準備を進めています。
詳細が決まりましたら、お知らせいたします。

2015年道新野生生物基金助成金 助成団体名と活動、助成額は次の通り。
▽札幌市・野幌森林公園を守る会「第30回野幌森林公園クマゲラ一斉調査記念クマゲラ・フォーラムの開催」28万円▽同・あなたの街のコウモリの森プロジェクト「あなたの街のコウモリの森プロジェクト2015」40万円▽同・北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク「フォーラム『風はだれのもの? 北海道の自然と再生可能エネルギー』開催事業」20万円▽同・NPO法人猫と人を繋ぐツキネコ北海道「天売島の海鳥を守るための活動(啓蒙啓発・野良猫馴化譲渡)」30万円▽同・NPO法人札幌カラス研究会「自治体担当者のためのカラスマニュアル北海道編、カラスの生態写真展」20万円▽同・浦幌ヒグマ調査会「190万都市札幌のヒグマ保全―市街地に出にくい環境作りの実践と普及」30万円▽同・CISEネットワーク「北海道の野生生物を理解するサイエンステーリング」27万円▽同・盤渓癒しの里山づくりプロジェクト委員会「盤渓癒しの里山づくり」20万円▽夕張市・ユウパリコザクラの会「夕張岳の自然を語り継ぐ『自然パンフレットの作成とエゾシカモニタリング活動』」30万円▽釧路管内鶴居村・タンチョウコミュニティ「つるいっ子の体験活動推進プログラム」10万円▽江別市・野鳥お勉強会「特別企画北海道の希少鳥類を考える集い―減る鳥のなぞを語る」20万円▽後志管内倶知安町・百年の森ファンクラブ「第20回『木の曜日講座』今こそ知りたいどろ亀さんの世界」25万円

2015年4月28日火曜日

【主催】5/8 エネチェン・カフェ 第3回開催します!

「どんな電気が好きですか? どんな電気を買いますか?」

のんびりお茶をのみながら、エネチェンの話をしましょう!
どなたでも参加できます。

日時:5月8日(水) 19:00 ~ 21:00
場所:森の間カフェ IKEUCHI GATE 4F TEL:011-281-6617
★注意!!
 20 時を過ぎますと店舗入り口からは入場できなくなります。
遅れる方は、事前にその旨をご連絡ください。
住所:札幌市中央区南1条西2丁目18番地 IKEUCHI GATE
参加費:一般 800円 会員 600円 ワンドリンク付き

< メニュー >
●木暮さん、コープさっぽろは電気を売るんですか?
 市民は再生可能エネルギーを選んで
 買うことができるようになるんですか?
 いつから、どんな方法で販売するんですか?
 (株式会社エネコープ 常務取締役/木暮 明大さん)
●藤井さん、エネチェンがつくった
 北海道の再エネ「ロードマップ」って何ですか?
 北海道は本当に再生可能エネルギー100%で
 やっていけるようになるんですか?
 (北海道大学大学院地球環境科学研究院/藤井賢彦先生)
●TALK TALK TIME!!
のんびりお茶をのみながら、エネチェンの話をしましょう!

・どなたでも参加できます。
・参加費 一般800円 会員600 円 ワンドリンク付き!
・定員 30名 先着順 事前にHPの参加予約フォーム、
 メール、Faxなどでお知らせください。

エネチェン・カフェHPの参加予約フォームをご利用ください→
http://enechan-cafe.jimdo.com/

FAXまたはEメールでも受付けます。
氏名・所属・連絡先を以下にお知らせください。
E-mail e-cafe★enechan100.com (★を@に換えて送信してください)
Fax 020-4622-7990

主催 北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク http://enechan100com/
共同主催 NPO省エネ工房 http://ecolab.webcrow.jp/

エネチェン・カフェとは

エネチェンの趣旨のもとで、北海道のエネルギーチェンジについて、のんびりお
茶をしながら、参加者でエネチェンの情報や知恵の交換をする場です。 「知恵
を出し合う場」「実践を応援しあう場」としてご利用ください。
その時その時、お題を設定してゲストの方にお話いただいたり、参加者の事例発
表をお願いしたり、いろいろ企画を考えていきたいと思っています。
将来的には、月1回の開催をめざしています。
みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

■エネチェン・カフェは、ネットワーク会員の「NPO省エネ工房」の協力を得て、
連携事業として開催します。
■エネチェンに興味のある方、自分のエネルギーを変えていきたいと考えている
方、実践している方、どなたでも参加できます。
■チラシは、特設HPの イベント情報のページからダウンロードできます。
http://enechan-cafe.jimdo.com/ 

4/28北海道新聞「ネットワーク意見交換会」の記事


4/25に開催した、北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク会員による、ネットワーク意見交換会について、4/28日の北海道新聞朝刊で紹介していただきました。



4/25エネチェンネットワーク意見交換会と総会を開催しました。

4/25、北海道エネルギーチェンジ100ネットワークのネットワーク意見交換会と、2015年度通常総会を開催しました。
総会前の「ネットワーク意見交換会」では、みんなで、6つのテーマ、3時間近くのディスカッションと議論・報告。難しい課題も、ネットワーク会員の団体「八剣山エコケータリング」の素敵なティータイムのメニューで和やかに美味しい時間に。もちろん北海道の食材です。
総会も無事終了。夜は交流会という名の飲み会でした。
みなさんおつかれさまでした。




2015年4月13日月曜日

4/8、エネチェン・カフェvol.2 開催しました。

エネチェン・カフェvol.2
今回も会場は札幌の森の間カフェ。
講師は、大橋三千雄さん(パーマカルチャー北海道 代表)と、
NPO法人北海道グリーンファンド/省エネチームの高橋さん、小林さん。
会員と一般参加の方が入り交じって、出会いと情報交換のTEA TIME。
みなさま、ありがとうございました。

4/9北海道新聞夕刊で紹介していただきました。

2015年4月7日火曜日

20150406道新「北海道省エネ・新エネ促進条例」周知活動を取り上げていただきました。

4月6日の北海道新聞の夕刊で、北海道エネルギーチェンジ100ネットワークの活動のひとつ、「北海道条例第百八号 北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」の周知活動について、紹介していただきました。



北海道には、2001年1月1日に施行された、この条例があります。
北海道条例第百八号 北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」
前文
 産業革命以降、世界の経済発展をエネルギー面において支えてきた石炭や石油などの化石燃料は、今日、その近い将来における枯渇や使用に伴う地球環境への影響が懸念されており、その使用を抑制することが求められている。
 一方、二十世紀の半ばに実用化された原子力は、発電時に温室効果ガスを排出しないことなどの優れた特性を有している反面、放射性廃棄物の処理及び処分の方法が確立されていないことなどの問題があることから、過渡的なエネルギーと位置づけられる。
 私たちは、積雪寒冷な北海道においてエネルギーが社会経済の健全な発展と生活の安定のために不可欠な要素であることを深く認識し、脱原発の視点に立って、限りある資源を可能な限り将来に引き継ぐとともに、北海道内で自立的に確保できる新しいエネルギーの利用を拡大する責務を有している。
 このため、私たちは、エネルギーの使用が人の様々な活動から生じていることを心に留め、社会経済活動や生活様式の在り方を見直し、エネルギーをむだなく大切に使用するとともに、北海道の自然や産業に根ざし、環境に優しい新しいエネルギーを育むことにより、人と自然が共生し、環境と調和した社会を築いていくことが必要である。
 このような考え方に立って、エネルギーの使用の効率化と新しいエネルギーの開発や導入に積極的に取り組むことにより、エネルギーの需給の安定を図るとともに、持続的発展が可能な循環型の社会経済システムをつくり上げるため、道民の総意としてこの条例を制定する。
条例全文は→http://bit.ly/1F5Qan3

2015年4月5日日曜日

Roadmap to 100% Renewable Energy Sources for Hokkaido—English Version Now Available

(日本語版は→こちら

Released  April 5th, 2015.

In the wake of the Great East Japan Earthquake on March 11th, 2011 and the resulting nuclear meltdown at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Station, KITA-NET (http://kitanet.com), a network of environmental groups, established the Hokkaido Energy Change 100 Project  for the purpose of increasing use of local energy and helping make Hokkaido a natural-energy island in June 2011.

We also founded "Hokkaido Energy Change 100 Network" on May 17th, 2014. Since then, the network has been working to realize a 100% natural-energy Hokkaido. 

As part of the Hokkaido Energy Change !00 Project’s initiatives, we released A Roadmap to 100% Renewable Energy of Hokkaido's Electricity  in July 2012.  The roadmap was recently updated with new data including the now accelerated target year of 2020.

And now, the English version of the updated roadmap is available. To download it, go to "A Roadmap to 100% Renewable Energy of Hokkaido's Electricity."


Please download the updated roadmap in English on:

In downloading and using the roadmap, adhere to the following terms:
・The roadmap may be used for citizens' good-faith activities, study meetings by educational establishments and the like.
・Our prior approval is required to reprint the roadmap on other websites, refer to or modify it for business or publication purposes and for other such uses.

■ Contact us: E-mail:roadmap★enechan100.com (★→@) 

■You are welcome to introduce the roadmap on your websites. Provide the following links:
・Website: http://enechan100.com/roadmap/roadmap_en.html
・Blog: http://enechan100.blogspot.jp/search/label/english_ver.

■Hokkaido Energy Change 100 Network:
・Website: http://www.enechan100.com/
・Facebook: https://www.facebook.com/enechan100
・Twitter: https://twitter.com/enechan100
 (Note: Above in Japanese only) 

Hokkaido Energy Change 100 Network and the Hokkaido University Sustainable Low-Carbon Society Project took over the original roadmap from the Hokkaido Energy Change 100 Project Roadmap Team, and updated and translated it
 into English:
・Hokkaido Energy Change 100 Network (http://enechan100.com/
・Hokkaido University Sustainable Low-Carbon Society Project   (http://sustain.oia.hokudai.ac.jp/carbon/

A roadmap to 100% renewable energy of Hokkaido’s electricity
Japanese Version(日本語版)
  →http://enechan100.com/roadmap/roadmap_.html
   http://enechan100.blogspot.jp/2015/03/100-2015.html

2015年4月1日水曜日

北海道再生可能エネルギー振興機構との連携事業(トヨタ財団助成)

北海道エネルギーチェンジ100ネットワークは、
「北海道再生エネルギー振興機構」(理事長 鈴木亨氏)のトヨタ財団助成 国際プログラムの助成事業「北海道の再生可能エネルギーと地域活性化―推進制度の成果と課題を全国・アジアに発信」の連携団体に加わることが決まりました。(助成期間 2014 年11 月~2015 年10 月)

・この助成金を「北海道再生エネルギー振興機構」が受けるにあたって、トヨタ財団から、できるだけ地域の多様な団体と連携した事業にしてほしいという要望が出ていた。
・トヨタ財団担当者から、「北海道エネルギーチェンジ100 ネットワーク」と「きたネット」に、「再エネ機構」と連携できると良いという声があった。
・「再エネ機構」の助成事業の中で、上記2団体が共催で開催している「市民のエネルギーチェンジ研究会」の実施が可能であれば連携することをトヨタ財団に返答、「再エネ機構」が事業プランを提出、採択された。
・助成事業内容
  トヨタ財団助成 国際プログラムの助成金
  https://www.toyotafound.or.jp/project/asian_neighbors/index.html

連携内容
・市民のエネルギーチェンジ研究会」開催経費の一部(交通費等)は「再エネ機構」が獲得した助成金を活用する。
・北海道の再生可能エネルギーと地域活性化―推進のための運営・企画に参加
・道内各地での視察参加、成果発信協力 等

2015年3月25日水曜日

2015.3.25 共同提案「再生可能エネルギーで北海道の地域活性化を」

一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構と北海道エネルギーチェンジ100ネットワークは、今年4月の地方選挙において、北海道が直面する政策的諸課題を明らかにし、議論が活発化することを願い、政策課題のうちでも重要なエネルギー問題について提案いたします。

2015年3月25日


一般社団法人 北海道再生可能エネルギー振興機構 理事長:鈴木 亨 担当者:田原 沙弥香 北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク 代表:宮本 尚


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一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構
北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク
共同提案
「再生可能エネルギーで北海道の地域活性化を」
はじめに
今年4月の地方選挙において、北海道が直面する政策的諸課題を明らかにし、議論が活発化することを願い、政策課題のうちでも重要なエネルギー問題について、提案します。


北海道における再生可能エネルギーの現状と課題
 北海道は北海道電力の電力料金の2度の値上げにより、日本でも一番高い電力料金になりました。オール電化の家庭や冷蔵庫・冷凍庫の利用などの他、農業と漁業などの1次産業に与える影響も深刻になっています。
 一方で北海道はもともと再生可能エネルギー(以下、再エネ)の潜在的賦存量が多い地域です。北海道が行った再エネポテンシャル調査によれば(北海道「新エネルギー導入・拡大に向けた基本方向」20143月、資料参照)、太陽光、風力、中小水力、地熱発電、バイオガス、木質系バイオマスのそれぞれにおいて各地域の特性に応じて大きな利用可能性をもっています。2012年から導入されたFIT制度によって太陽光を中心に導入量が増加しましたが、送電系統の制約を理由に指定電気事業者制度が導入されました。この制度では、電気事業者が再エネ事業者に、年間30日を超える無制限の出力抑制を求めることができ、かつ再エネ事業者は出力抑制により生じた損失の補償を求めることができない制度になっています。これにより、とくに資金力の弱い地域の中小事業者や市民が再エネを導入する際に、金融機関からの融資を受けられない可能性が出てきました。せっかくの再エネポテンシャルを活かせなくなります。また、再エネ接続可能量を算定する前提条件が、福島第一原発事故以前の原発の設備利用率(84%)をベースにしていることから、現在政府で検討されているエネルギーミックスの議論の行方が、今後の再エネ導入量を大きく左右することになります。
 また、2020年以降の温室効果ガスの排出量削減の具体的枠組みを決定するCOP21(本年11月、パリで開催)に向けて、我が国の地球温暖化対策に対する姿勢を世界に発信するためには、再エネの最大限の導入目標設定が重要と考えますが、それには北海道の役割が肝心です。
 他方で、北海道再生可能エネルギー振興機構がこのほど行った、北海道の自治体(141自治体、回答率78.8%)に対するアンケート調査によれば(資料参照)、エネルギーの地産地消、雇用効果など、再生可能エネルギーに対する期待が高まっています。そのエネルギーの地産地消による雇用効果も、道内の関連産業が育てば、一層期待できます。小磯修二教授(北大公共政策大学院)の研究によれば、再エネによる生産誘発効果は約2600億円、雇用効果は約11000人が見込まれています(小磯修二「再生可能エネルギーと地域の自立的発展」『開発こうほう』20133月号、資料参照)。


「再エネ北海道創生プログラム」の提案
   ー再エネ・省エネ拡大、地域活性化のために
以上の現状と課題を踏まえて、再エネ・省エネ拡大による北海道の地域活性化の提案を行います。
  1. 再エネによる地産地消をすすめ、地域活性化をはかり、そのための政策的支援、情報提供をすすめることが重要です。中長期的な再エネシフトを明確化する必要があります。農業、漁業など基幹産業で再エネを活用した地方創生の取組みや、北海道が本州への再エネ供給基地となり、新産業創出・雇用の拡大を目指す取り組みが重要です。
  2. 再エネの導入拡大とともに、熱の効果的利用、熱電併給システムの導入拡大など、再エネと省エネをセットで進めることで、積雪寒冷地の北海道における豊かな暮らしと災害時におけるエネルギーの確保、スマートシティの実現を目指す必要があります。その障壁となる規制の緩和や導入を推進するための政策的支援の拡充が必要です。省エネインセンティブ型の電力料金体系の検討も必要です。
  3. そのために再エネの送電網への優先接続というFIT法の原則を、あらためて確立するように、国に働きかける必要があります。そして、再生可能エネルギー受益者を抜本的に増やすことが必要です(事業従事者+出資配当+寄付基金受益者など)。
  4. 電力自由化と発送電分離を見通した北海道の電力システム改革をすすめるために、北本連系線の利用枠の拡大と道内送電網の強化を行う必要があります。その上で、さらなる北本連系線の抜本的強化を図ることも重要となってきます。
  5. 再エネの出力抑制により低くなった再エネ事業者の金融機関への信用力を担保する為、地域貢献を行う地域再エネ事業者に対して、FIT制度に上乗せして活用できる補助金(収益納付や寄付などの形で補助金を戻してもらう方法であり、収益納付型補助金として来年度4月より長野県にて実施予定)、固定資産減税免、など一連の政策パッケージを検討することが必要です。


 以上、私たちは、再エネ・省エネ拡大による地域活性化を、国、北海道、各市町村に向けて提案します。その早期実現のためには、各市町村が地域の特性を反映した再エネ条例などを制定していくこと、道などが主体となって関係者、市民に呼びかけ、「道民エネルギー会議」を開催し、そこで現状認識と政策課題を明らかにすること、「北海道条例第百八号 北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」のもとで規制改革をすすめることが必要です。

 今、すべての道民が、住民参加と透明性を基本とした社会で、私たちの暮らしに大変重要なエネルギー問題についての現状認識を共有し、枠組みと目標の設定の議論に参加し徹底的に議論して、政策づくりに関わっていくことが必要な機であると考えます。北海道の未来への責任と希望をわかちあうための公論形成の場づくりが、新しいリーダーの役割として期待されているのです。

 北海道は今後、人口減少が予想され、かつ1次産業をめぐる状況が厳しさを増していくなかで、北海道の再エネと省エネのポテンシャルを活かすことは、地域経済を活性化する有効な手段です。原子力のリスク、気候変動のリスクを減らしながら、21世紀の展望を切り開くためのエネルギーは、道民の意志と行動の結集によって生み出すことができると確信し、この提案を提出いたします。


2015年325
一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構
北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク


<問い合わせ連絡先> 一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構 担当:田原
060-0061 札幌市中央区南1条西6丁目15-1 札幌あおばビル11
TEL/011-223-2062 FAX/011-223-2063 E-mail/tahara-sayaka@reoh.org 資料はこちらをご覧ください。

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一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構  http://www.reoh.org/
201212月、「北海道において再生可能エネルギーの導入を拡大し、地球環境の保全とエネルギー自給率の向上、そして地域経済社会の発展に寄与する」ことを目的として設立。道内77市町村と、企業・個人合わせて62の会員からなる。地域主導による北海道の再生可能エネルギーを普及拡大する為の情報提供やイベントの開催、また昨年12月には道内全市町村へ向けて「北海道における再生可能エネルギー導入に関する意向調査」を実施し、再生可能エネルギー導入に対する意向と課題について得られた結果を公表した。
北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク  http://www.enechan100.com/
20116月、地産地消エネルギーの最大限の活用、自然エネルギーアイランドへのシフトをめざし、当団体の前身である「北海道エネルギーチェンジ100プロジェクト」がスタート。「北海道条例第百八号 北海道省エネルギー・新エネルギー促進条例」の周知・推進、「北海道の電気 再生可能エネルギー100%へのロードマップ」による提言、市民主体のセミナーなどを開催。 20143月に、3年間の活動が評価され、北海道新聞エコ大賞奨励賞を受賞。 20145月に正式に団体「北海道エネルギーチェンジ100ネットワーク」を設立、「自然エネルギー100%の北海道」に向かって、見えるネットワーク、行動するネットワークづくりをめざす

2015.3.25 共同提案-資料編


「再生可能エネルギーで北海道の地域活性化を」

一般社団法人北海道再生可能エネルギー振興機構と北海道エネルギーチェンジ100ネットワークは、今年4月の地方選挙において、北海道が直面する政策的諸課題を明らかにし、議論が活発化することを願い、政策課題のうちでも重要なエネルギー問題について提案いたします。 提案書はこちらをご覧ください。

資料編(20150331 データ追加しました)

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